木の家具に使われている素材と塗装

このページでは、家具によく使われている木の材質の説明をしていきます。


・家具の内部に使用されている素材の名称と説明。

素材
説明
フラッシュ構造 棒状の材料で枠組みしたものを芯材にして、表面素材ではさみこんだものです。
家具の表面に使用される素材。
スターウッド中質繊維板(MDF) 木質繊維を成形したもの。
パーティクルボードと同様、廃材や建築解体材などのリサイクル資源を使っています。
その密度によりMDFという中質繊維板と、スターウッドという硬質繊維板に分けられます。
表面がなめらかで、硬いのが特徴なので、インテリアって何だろう?と悩む人には、オススメの素材と言えます。
パーティクルボード 木材を砕いて小片とし、乾燥して熱を加え、熱圧で成形した板状のもの。
木材の持つ割れ、節、方向性がなく、寸法も安定しています。

・家具の表面に使用されている素材の名称と説明。

素材
説明
ムク材 天然木そのものをいい、天然乾燥、人工乾燥をしています。
家具には木の中に含まれ水分の比較を8〜12%にして使用。
一枚板の家具を制作いたします。
天然木化粧
合板(ツキ板)
家具用木材のムク材の中のすぐれたものを薄いシート状に切り、合板の表面に張りつけたものです。
プリント紙化粧合板 合板に木目などを印刷したシート(紙)を貼り、その上に、主にアルミルキド樹脂系の仕上げ塗装を施したものです。
集成材 細い棒状のムク材を接着材でつなぎあわせ、板状にしたものをいいます。
ポリエステル
樹脂化粧合板
合板そのものに木目などを印刷したチタン紙、また色原紙を貼り、その上にポリエステル樹脂を塗装したものです。
メラミン樹脂
化粧合板
表面の化粧紙にメラミン樹脂、芯材層の丈夫な紙にフェノール樹脂をしみ込ませ、これらを何枚も重ねて圧着させた、積層プラスチック板です。

・家具に使われている天然素材について。

名称
説明
針葉樹 マツ
(パイン)
硬く、強度にすぐれています。アカマツ、クロマツが有名。
家具ソファとは?とお考えの方は、難しく考えずこの素材のものを選べば外れはありません。
広葉樹 ナラ
(オーク)
狂いが少なく、柾目の模様が美しいことから、ブナに代わり家具に多く使われています。
広葉樹 キリ 軽量で狂いが少ない、日本の代表的な木材です。
南部桐、会津桐が有名で、婚礼タンスなどの高級家具に使われます。
広葉樹 ケヤキ 木目が美しく磨くと光沢が出るのが特徴です。
広葉樹 カエデ
(メープル)
硬くて重く、緻密な柾目が特徴。
シルクのような光沢を持ちます。
針葉樹 ヒノキ 独特の香りと光沢があり、耐久性にすぐれています。
木曽桧が有名で、針葉樹の中でも最も高級な良材とされています。
表札の素材にヒノキは使われていますよね。昔ながらの日本の表札として最適です。
広葉樹 ブナ
(ビーチ)
硬くて弾力性にすぐれています。
加工性がよいので、曲木家具に最適の木材です。
広葉樹 サクラ 加工性がよく、狂いが少なく、水にも強い木材です。
広葉樹 タモ
(アッシュ)
加工しやすく、美しい木目が特徴。

・家具に使われている塗装の名称と説明

ラッカー塗装 クリアラッカー、ラッカーエナメルなどがあり、合成樹脂塗料の中で、最も古くから使われているものです。
工作品から、家具まで広い用途で使われています。
シンナーで色落ちするので注意。
アミノアルキド
樹脂塗装
合成樹脂塗装の中でも、上のラッカー塗装と同様、乾燥が早いのが特徴です。
また、硬度にすぐれていて、油・熱・薬品にも強く、美しい光沢が出ます。
アウトレット家具を掘り下げてみるサイトでも、特集が組まれています。
ポリエステル樹脂塗装 他の塗料とは比べものにならないほど厚塗りができます。
ピアノ塗装はその代表例。その他の特徴としては、光沢がよいこと、硬度が高く、摩擦にも強いこと。
耐汚染性にすぐれていることなどがあげられます。
ただし、柔軟性に欠け、衝撃に弱く白い傷ができることがあります。
ポリウレタン樹脂塗装 比較的速乾性で密着力にすぐれています。
光沢に富んだ塗膜が得られます。
上のポリエステル樹脂塗装よりも強く、比較的高価な塗装方法です。
物理・化学的耐久性に強いことから、厨房用品などに適しています。

オイルステン
仕上げ
アンティーク調の素朴な風合いを出すため、家具の表面に特殊な水性ワックスをかけただけのもの。
オイル臭はほとんどなく、乾いた布でふくだけで簡単にお手入れができます。
また、古くなってもワックスをかけ直すだけでいつまでも素朴な風合いを楽しむことができます。